2021年度福武教育文化活動助成事業 ホタル観察・川の水調べ(中間報告)

前年度に引き続いて福武教育文化振興財団様に助成申請を採択して頂けたため、今年度も体験学習活動を実施しています。

2020年度体験学習活動の報告

今度は生き物と光害についての体験学習「ホタルを身近にできるかな?体験・調べ学習!」として、ホタル観察と川の水調べを企画しました。

ところが、当初は大野川いい川づくり様との協同活動で大野公会堂へホタル観賞に行く予定でしたが、緊急事態宣言で中止にせざるを得ませんでした。そのため、当初の予定を変更して進行しています。

2021年10月時点の実施状況

龍ノ口山周辺でのホタル観察

実施日:2021年6月5日

大野川よりも数は少ないですが、近くの龍ノ口山でもホタルは観察できるため少数の希望者のみでホタルの観察に行きました。緊急事態宣言中でしたが生き物が相手で観察時期が限られているため、穝子ども会の活動としてではなく個人的に声をかけて実施しました。

ゲンジボタルがたくさん飛んでいる中で数匹ですがヒメボタルも見ることができました。ヒメボタルを見たことがある参加者は少なかったため、参加した子どもたちだけでなく、大人も光り方と色の違いに驚いていました。

もう少し移動すればヒメボタルが多い場所にも行けましたが、低学年の子どもや未就学児も一緒に見に来ていたため、「また来年、みんなでゆっくり観察できたらいいね」として今回は解散にしました。

家庭でのヘイケボタル観察

実施日:2021年6月27日~

龍ノ口山でのホタル観察は参加可能な少数の希望者のみだったため、新型コロナウイルス感染症に関わらず各家庭でホタルの観察をできるように用意しました。

ヘイケボタルは購入したホタルですが、家庭で観察できたためホタルが日中過ごす様子を観察できました。

正直、自然環境での観察に比べると学習効果はどうなるか心配でしたが、自然に飛んでいるホタルを捕まえることも環境保護の観点からは難しく、昼間に隠れて休んでいるホタルを見つける事はさらに難しいので、家庭でじっくりと観察できる利点はあったと思います。

学習ワークも作りました

当初はみんなでホタルを見ながら「わ~、きれい」と言う体験をして欲しかったのですが、各自でじっくりに変更になったため学習面もじっくりできるように学習ワークを作りました。

川の水調べ(延期中)

8月21日に川の水調べを計画していましたが、再度緊急事態宣言が発令されたため10月現在は延期中となっています。

予定ではホタル観察を行った龍ノ口山の用水路と、同じ用水路ですが自宅近くの住宅地を通った後、百間川本流の3か所で川の水調べを計画しています。

正直。そろそろ寒くなってきたので冬になる前には実施したいと思っています。

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